11(イレブン)シリーズ

2010.03.29
乙葉旭&焔。Illustlated by セロ@holizon blue
Illustlated by セロ@holizon blue
 あやかしは存在する。
 太古から、日本に変わらずに存在するあやかし、あるいは妖怪。
 人に害をなすそれらを処理するための特殊機関がある。国家公安委員会第十一特別外局、通称「イレブン」
 そこでは、あやかしを制御する特殊な力を持つ人々を「士」(し)と呼ぶ。年齢に関わらず、その能力を発した時点でイレブンに登録される。その数、全国に約五千人。大抵の場合その力は、親から子へと受け継がれる。
 活動の特殊性ゆえに、イレブンの存在は公にされていない。東京のどこかにその本部があるといわれるが、その場所を知る者は、そこへ入ることを許された士と、日本という国の中枢にいる数人だけである。

11(イレブンシリーズ)について

妖怪「焔」と人間「旭」の二人と、彼らをとりまく妖怪と人間の妖怪ファンタジーです。
本編は、イベントにて同人誌として発行しております。ウェブだけでもお話がわかるように書いていくつもりです。現在、発行済みの本は offline にて詳細をみることができます。
ウェブでは、本編にはない彼らの日常を描いていきたいと思っています。

Index

  • #001「神のいない地」update: 2009.08.29

    百年前、焔があやかしとなってしまったときのお話です。焔が旭を探し続けた理由はここにあります。同人誌で発行したものの書き直しです。ここから、焔と旭のすべての物語が始まります。
  • #002「乙葉家の日常」update: 2009.08.29

    旭が中学生になったばかり、四月のお話。イレブンのファーストミッションをもらう前です。乙葉家のメンバーを紹介しています。旭視点です。
  • #003「絶対値」update: 2009.08.29

    こちらも旭が中学生になったばかりのころのお話です。旭の中学に、妖怪焔がちゃっかり乗り込んでいます。旭視点です。
  • #004「絶対値(続)」update: 2010.03.29

    #003「絶対値」の続きです。
    旭の通う中学に突然現れた人を襲う妖怪を調査する旭と焔。旧校舎で彼らがみたものは・・・旭視点です。